2017年、
ワールド牧場にイルカとクジラの
ふれあいプールがオープンします。

オープンは、
2017年5月の予定だそう。

夏休みには、
★イルカのふれあい体験や、
★イルカとのスイミング体験も
行う予定となっています。

今回は、
大阪近郊の生き物ふれあい体験施設として
ご家族、ご友人とともに、
ペット連れでも楽しめるワールド牧場の
新スポット「イルカとクジラのふれあいプール」
についてご紹介します。

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ワールド牧場にイルカクジラ?種類は?

ワールド牧場では、
イルカのプールを作り、展示やイルカショーを
行うことを計画しているのだとか。

ショーの内容は、
まだ公式に公開されていませんが、
実は、この企画、かなり前から段階的に
準備が行われてきました。

時さかのぼること、2016年3月。

大阪のワールド牧場に
プールが建設される前段階のこの時期、
和歌山県東牟婁郡太地町で
イルカとクジラの飼育が開始されていました。

イルカは4頭、クジラも4頭、
合計頭数は、計8頭。

ワールド牧場のハナゴンドウクジラとは?

クジラというと、
大きなクジラをイメージしがちですよね。

絵本や自然系のドキュメンタリー動画
に出てくるような、
悠々と海を泳いでいるような、
そんな連想をしたりしませんか?

山の中でクジラが無事に暮らせるのかと
気がかりに思われる方も
いらっしゃるかもしれません。

ハナゴンドウクジラの由来は?

実は、
ワールド牧場が迎えたのは
「ハナゴンドウクジラ」。

和名:ハナゴンドウ
学名:Grampus griseus
漢字:花巨頭
英名:Risso’s Dolphin

ハナゴンドウの「ゴンドウ」は、
「大きな頭」と言う意味。

漢字では「巨頭」と表現されます。

また、
ハナは漢字では「花」と表現され、
ハナゴンドウの体に見られる白い傷跡を
花に見立てて名づけられたそう。

灰色から白へ変化するハナゴンドウクジラ

ハナゴンドウは、
生まれた時は濃い灰色の体をしています。

ところが、
成長とともに、体の色全体が変化し始めます。

灰色から白へ、
すっかり成長すると、頭はほぼ真っ白になります。

体は、成長の途中に仲間との
じゃれあいなどによってついた
あたり傷やひっかき傷が、無数の痕となって
残るので、傷跡だらけで痛々しくも見えるのですが、
それがハナゴンドウの種としての特徴
だと言われています。

ちなみに、
学名の「grampus」は
「クジラの1種」という意味の近代ラテン語。

「大きい」を意味するgrandisと
「魚」の意味のpiscis
が語源なのだとか。

また、
「griseus」は、中世ラテン語で「灰色」の意味です。

つまり、
直訳すると「灰色のクジラ」
ということで、
ハナゴンドウの容姿がそのまま
表現された内容となっているようです。

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ハナゴンドウはクジラ?イルカ?

実は、
あまりご存知ではない方が多いかと思いますが、
イルカとクジラは、
4メートルを境に呼び分けられているそう。

ハナゴンドウの最大長は4メートル前後。

そのため、
最大長が4メートルになるので「クジラ」
と考える人もいれば、
3.8m程度だから「イルカ」と考える人もいるのだとか。

ハナゴンドウもそうですが、
元々このイルカとクジラの呼び分けは、
英名と和名で違ったりすることもあり、
かなり曖昧だったりするようです。

イルカにしても、クジラにしても、
とにかく、
ワールド牧場に迎えられる仔たちが
健やかに、元気に暮らしてほしいものですね。

ワールド牧場の飼育担当は?

ワールド牧場では、
イルカやクジラの飼育担当として、
海洋専門学校等に通われ、
イルカの飼育に興味のある方を
研修生として募っていました。

和歌山では、職員寮から、
そして、
イルカプール完成後は、
勤務地を大阪に移して、
イルカやクジラたちとの生活が続く、
まさに生き物漬けの日々を過ごされているようです。

ワールド牧場には過去にもイルカがいた?

ところで、
ワールド牧場には、過去にも
イルカがいたということをご存知ですか?

1998年に、
イルカとのふれあいコーナーがあり、
一緒に泳ぐ体験ができました。

このときも
バンドウイルカとハナゴンドウクジラが
いたようです。

ただ、いかんせん、
プールが狭く、
幅5メートル、深さ2メートル程度の
ドーナッツ型。

そこで暮らす頭数は、
バンドウイルカが1頭
ハナゴンドウクジラが2頭。

インストラクターや、
お客さんが入るので、
広々と自由に泳ぐというわけにはいかず、

2017年に新たにオープンする
イルカクジラのふれあいコーナーでは、
ぜひ、イルカたち、クジラたちにとって、
より快適な環境になることを期待するばかりです。

ワールド牧場イルカクジラ体験の値段予想は?

ワールド牧場のイルカクジラふれあい体験。

やってみたい気持ちはやまやまとしても、
気になるのは値段ですよね。

ひとつの参考として、
イルカとのふれあいを行っている施設
淡路島のドルフィンファームの料金が
参考になるのではないかと思います。

ここでは、海を舞台に
イルカとの触れ合いができる
3種類の体験コースが設けられています。

水の中に入るコースだけでなく、
水の中に入らずに、ふれあいを楽しむコースもあり、
小さなお子様や、泳ぎが苦手な方でも
楽しめるコース仕立てとなっています。

●ふれあいコース
(海に入らず、握手などでイルカと触れ合う)
所要時間:5,000円
全30分(レクチャー10分、体験20分)

小さいお子様、
海に入るのが怖い、苦手、
だけどイルカとふれあいたい人向け。

●スイムコース
(海中に入り一緒にイルカと泳ぎふれあうコース)
8,000円
所要時間:60分

海に入るのに抵抗感なく、
イルカについてしっかり学び
ふれあいたい人向け。

※冬期(11月~3月)は料金4,000円 所要時間30分

●トレーナーコース
(イルカにサインを出してジャンプなどのトレーニング)

体験料金:6,000円
所要時間:60分(レクチャー20分、体験40分)

トレーナーの仕事を体験したい
自分の指示でイルカをジャンプさせ
イルカの賢さを体感したい方向け

ワールド牧場のイルカふれあい体験に期待

果たして、
ワールド牧場のふれあいプールは、
どんなコース内容・料金で
開場するのか、ぜひ動向を見守りたいです。

イルカ体験を開催している施設の場合、
海のいけすにイルカがおり、
遊覧を兼ねて漁船で移動する、
という大がかりな体験もあったりします。

それに比べると、
ワールド牧場のイルカ・クジラ体験は
海ではなく、プール設備で実施される位置づけなので、
海から離れた場所におすまいの方も、
イルカ・クジラ目的だけでなく、
動物とのふれあい全般を楽しみがてら、
より気軽に立ち寄れる施設になるかもしれませんね。

とりわけ、
子供たちの成長は、本当に早いです。

その時々でできる、めいっぱいの思い出づくりを
楽しめると素敵ですね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
他の記事もどうぞごゆるりとお楽しみ下さいませ。

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