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エキスポシティの109シネマズ4DX、映画館はアトラクションへ

11月19日に、エキスポシティに
グランドオープンする映画館、
「109シネマズ大阪エキスポシティ」への期待が高まっています。

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「4DX」とは？

前回の投稿
「エキスポシティの映画館109シネマズ次世代IMAXのどこが凄い？」
では万博公園に45年ぶりに戻ってくる
次世代「IMAX®」の技術にフォーカスしてご紹介しました。

今回は、「109シネマズ大阪エキスポシティ」の
もうひとつの目玉である「4DX」にフォーカスします。

4DXとは、
映画の持つ臨場感を最大限味わうことができる
最新の体感型（4D）映画上映システム。

映画のシーンに合わせて
座席が前後左右、上下に動くほか、
「雨」や「風」「雪」「香り」など、
通常のシアターにはない
特殊効果が演出されます。

2015年の最新技術に関する4DXの実際の動きは、
英語のサイトですが、▼こちらの映像がとても参考になります！

「4DX」の日本での導入履歴は？

4DXを開発したのは「CJ 4D PLEX社」
という韓国の企業。

4DXが日本に初上陸したは、今から約2年前の
2013年4月で、導入実績は2013年に2施設、
2014年に6施設、今年2015年はさらに導入施設が
増えていて、エキスポシティもそのひとつという位置づけです。

ちなみに、2015年7月20日、
4DXは北海道には初上陸。

「ユナイテッド・シネマ札幌」（札幌市）が
IMAXデジタルシアターと4DXシアターが
一つのシネコンに存在する
日本で唯一の映画館となっていましたが、
エキスポシティの109シネマズは
4DXに加えて、次世代「IMAX®」とのコンビネーション
ということで、備える最新鋭の設備ゆえ、
さらに話題を呼んでいるのです。

「4DX」がもたらす超体感ライドシアター！

「4DX」の特徴は、ライド型シアター。
映画の臨場感を極限まで追及し、
シーンに合わせるように
観客の五感を刺激してくれるそうです。

4DXの座席の耳元の部分には穴が、
足元にはパイプが出ており、そこから
映画のシーンに合わせて風が吹き出し、
背もたれからも圧力を感じる仕組み。

前列の背面シートからも水（ミスト）が吹き出し、
香りを発するほか、シアター全体にも
風が吹き荒れ、雷を思わせるフラッシュを発したり、
煙、雨、雪、バブルなどを放出したり
する装置が設置されています。

それらエフェクトと呼ばれる特殊効果は
なんと15種類！

出典：http://109cinemas.net/4dx/

＜雨＞＜水＞＜風＞＜香＞
＜霧＞＜泡＞＜雷＞＜雪＞＜嵐＞などと合わせて、
客席が前後・左右・上下に＜動く＞ことで
リアルな刺激が観客を直撃するのだとか。

座席に座って観るのではなく、
テーマパークのアトラクションのように
「ライドする（乗り込む）」シアター、
それが「4DX」なのです。

他のシネマの設置例ですが、4DXの施工は
▼こんな風に行われるようです。

また、特殊効果の詳細は、公式サイトにて
▼こんな風に紹介されています。

＜椅子＞
（1）椅子が前後・左右・上下に動く（Pitch、Roll、Heave）
（2）前席から、顔の周辺に風が吹き付ける（Face Air）
（3）前席から、顔の周辺に水が吹き付ける（Face Water）
（4）前席から、香りが出る（Scents）
（5）顔周辺や首周辺に、空気が噴出する（Side Air shots）
（6）脚の周辺が動く（Leg Tickler）
（7）背面座席が動く（Back Tickler）
（8）背面座席が振動する（Vibration）
（9）座席背面から雨が降ってくる（Rain）

＜シアター＞
（10）劇場内から、水と風が一緒に出て嵐のイメージを起こす（Rainstorm）
（11）劇場内から、煙が出て霧のイメージを起こす（Fog）
（12）劇場内から、光が出て雷のイメージを起こす（Lightning）
（13）劇場内から、風が出る（Wind）
（14）劇場内から、泡が出る（Bubbles）
（15）劇場内から、雪のイメージのパウダーが出る（Snow）