美女と野獣は、
2014年に実写化され、話題になりました。

そのわずか3年後の2017年、
主演のヒロインにエマ・ワトソンを迎え、
再び新たな実写映画が公開されます。

日本での公開日や、公式動画は
→こちらの記事で詳しくご紹介しています。

今回は、世界中の人々から
愛される秀逸な作品「美女と野獣」の
ネタバレと称して、原作のストーリーや、
あらすじをご紹介します。

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美女と野獣の原作とは?

「美女と野獣」の舞台は、
フランスの田舎町。

そして、
この物語の原作も、
フランスの童話がベースと
なっているのをご存知でしょうか。

著者は
「ボーモン夫人」という女性。

そして、
このおとぎ話が生まれたのは、
1757年のこと。

もともとは、
子供の道徳的な教育を目的に
物語風のお話として作られたようです。

ディズニーの美女と野獣アニメ版がヒット

「美女と野獣」というと、
アメリカで1991年に公開され
話題になった、ディズニーのアニメを
イメージする方も多いのではないでしょうか。

ディズニーアニメの特徴は、
ミュージカル仕立になっている点。

随所に歌が登場し、
荘厳な雰囲気のお城や
賑やかな街を舞台に、登場人物たちが
歌いながら楽しく踊る様子が
生き生きと鮮やかに描かれます。

実は、
ディズニーの「美女と野獣」は、
受賞こそ逃したものの
アカデミー賞作品賞にノミネートされたことを
ご存知ですか?

当時、ニューヨークの
ブロードウェイでも、美女と野獣の
舞台が上映されていました。

まるで夢の中に迷い込んだような
舞台の迫力に、すいこまれるような体感は、
この作品だからこそ出せた
味わいだったのかもしれません。

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ディズニーと原作「美女と野獣」の違いは?

ところで、
ディズニーの「美女と野獣」と
原作は、いくつかの違いがあります。

ディズニーでは、
ベルは一人娘として描かれていますが、
原作では、ベルは6人兄妹。

誰よりも美しい美貌をもつベルは、
姉たちから嫉妬を受ける、
というのが、ストーリー上の
重要な要素になっています。

どことなく、
シンデレラを思わせますよね。

一方、
ディズニーアニメ版の「美女と野獣」では、
ポット夫人やチップをはじめ、
魔法で道具に変えられた家来たちが
次々と登場します。

さらに、
野獣のライバルとして登場する
ガストンがベルの求婚者として登場しますが、
実はこれらのキャラクターは
原作には出てこないのです。

重要な点は、
原作の「美女と野獣」の物語は、
ベルが苦悩し、成長する姿に
物語のフォーカスがあたっているのに対し、
ディズニーの「美女と野獣」場合は、
苦悩し、変化しようとするのはむしろ野獣。

野獣の成長を通して、
ベルとの愛の物語が紡がれている、
という点です。

ここが原作との大きな違いと
言えるでしょう。

エマ実写化映画はディズニー寄り?

さて、
エマ・ワトソン主演の
2017年の実写化映画「美女と野獣」には、
ガストンも、ポット夫人ら
名わき役も全て登場します。

その意味では、
ディズニー版の美女と野獣を
意識する形で作られていることは
ほぼ間違いありません。

ディズニーのイメージを
実写化するおとにより、
より美しくリアルな世界観の中で
物語のディテールを表現しよう、
というのがその趣旨なのでしょうか。

「美女と野獣」世界中から集まる2017実写化映画への期待

まさに透き通るような美貌を持つ
エマ・ワトソンと、
一見こわもてに見えるものの、
どこか憎めない愛らしさを垣間見せる野獣。

時を重ねる中で、ふたりのかけあいが、
どんな化学変化をもたらし、
心の距離を縮めてゆくのか、
名演技が楽しみです。

愛と勇気の物語の新展開に、
ぜひ注目したいものです。

最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。

エマ・ワトソン主演の
2017年実写化映画「美女と野獣」。

日本での公開日や公式動画は、
→こちらの記事で詳しくご紹介していますので、
ご興味のある方は、併せてお楽しみ下さい。

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