「ボイメン」ことBOYS AND MENが
5月8日に大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンで
スペシャルコラボライブを開催することが発表されました。
ツアータイトルはズバリ、
「BOYS AND MEN 大阪春の陣 at UNIVERSAL STUDIOS JAPAN(R)」！
開催日時等は以下のとおりです。
2015年5月8日（日）
大阪府 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン グラマシーパーク特設会場
OPEN 9:30 / START 11:00
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ボイメンとは
「男版・宝塚」との異名を持つイケメンボーイズグループ。
東海エリア出身・在住のメンバーで
構成されているのが特徴で、
じわりじわりと人気上昇中の話題のユニットです。
出典：http://natalie.mu/music/news/182652
4月10日(日)には、
アサヒビールとしては
実に７年ぶりのビールに発売となった「ビール」の新商品、
「アサヒ ザ・ドリーム」の発売を記念して、
3月11日の発売前イベントで、
BOYS AND MENが「アサヒ ザ・ドリーム」の
サポーター代表に就任するなど、
活躍の場を次第に広げています。
では、
なぜ、今この話題を取り上げたのか？
関西のアミューズメントパークといえば、
近年人気を伸ばしているのが、USJ。
KAWAIIを全面に押し出したアトラクションなど、
インパクトのある仕掛けを打ち出すUSJは、
今や海外からの観光客すらも「USJに行きたい！」と
言わせるほど、関西のエンタメスポットとしての
存在感を発揮しています。
実は、
エキスポシティが
目標とする年間の来場者数は、
1,700万人。
この数字は、
USJの年間来場者数を上回る
目標設定となっているのです。
一方のUSJも負けてはいません。
つい先月2016年3月7日には、
USJの2015年度入場者数は、
これまでの最多だった14年度の記録である
約1,270万人を上回り、
過去最多を更新。
この時点で、2015年度の入場者数は
1,370万人を見込むとされていましたが、
最終的には、1,390万人に着地するなど、
躍進を見せています。
以下に、2001年度からの来場者数の推移のグラフを示します。
アトラクションの方針を変えたことにより、
ここ5年間は集客に成功して、右肩上がりを見せている様子がわかります。
エキスポシティは多数の事業体による
複合施設ゆえ、
ひとつのテーマパークとして
確立されているUSJとは構成も異なるものの、
エキスポシティとUSJが、ともに
関西のアミューズメントパークとして、
しのぎを削る様子が垣間見えます。
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ちなみに、
年間入場者目標数では、
USJを上回るエキスポシティですが、
敷地面積の比較では、
USJに軍配が上がります。
どれぐらい違いがあるかというと、
USJが39万㎡であるのに対して、
エキスポシティは17万2千㎡と、
なんと、USJの半分以下。
ところで、よく比較の対象に用いられる
東京ドームの建築面積は
46 755㎡ = 4.67ヘクタール、
つまり約5ヘクタールほど。
なので、
東京ドームの大きさに換算すると、
USJは東京ドーム8個分、
エキスポシティは4個分ぐらいの大きさと
イメージすることができます。
敷地面積は約半分でありながらも、
来場者目標はUSJを上回る数値を掲げるエキスポシティ。
年間売上高は600億円を目指しています。
一方のUSJは、2015年3月期までの
決算で、1,385億円の売上高を達成。
これは、前年の数値の1.4倍で、
人気映画「ハリー・ポッター」の新エリアが
けん引する形で、大幅な増収増益を果たしています。
そして、
冒頭でご紹介した
「ボイメン」ことBOYS AND MENの
スペシャルコラボライブ」も、
まさに、USJがさらなる躍進を果たすために
編み出された仕掛けのひとつ。
さらには、
世界初かつ唯一の地下に潜るジェットコースター
「ザ・フライング・ダイナソー」も稼働するなど、
多様な切り口で、他施設との差別化を
図ろうとしている様子が窺えます。
勢力を強めるUSJに対して、
エキスポシティが、いわゆるテーマパーク形式の
アトラクションとは異なる、
体験をテーマととした複合エンタメ施設として、
存在感を発揮していくためには、
エキスポシティを構成する各施設による連携と、
さらなる一手が求められるのではないでしょうか。
なお、
エキスポシティがテナント店舗に求める
シビアなビジネスの実態については、
過去に→こちらの記事でご紹介していますので、
ご興味があれば、ご覧下さい。
最期までお読みいただき、ありがとうございました。
他の投稿もどうぞごゆるりとお楽しみ下さい。
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