今回はレゴランド名古屋の
入場料にフォーカスします。
割引チケットの購入方法や、
格安でチケットを手に入れる方法と、
メリットやデメリット等の注意点に加え、
大御所ディズニーやUSJとの比較結果や
口コミでの反応についても、
併せてご紹介します。
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出典：https://www.lego.com/it-it/legoland/parks/germany
レゴランドには主に２種類のチケットがあります。
・１DAYチケット
・年間パスポート
１DAYパスポートのチケット料金は、
以下のとおりです。
大人：6,900円
子供：5,300円
また、
年間パスポートのチケット料金は、
以下のとおりです。
大人：17,300円
子供：13,300円
レゴランドでは、
子供は２歳までが無料、
３歳から１２歳が有料となります。
これは、カリフォルニアやドイツなど、
海外の先行ランドに習ってのことかもしれません。
年間パスポートは、３回行けば
もとがとれる値段設定になっています。
レゴランドの料金設定、
ぱっと見て、どう思われましたか？
個人的には、かなり高い・・・
という印象でした。
気になった点は大きく２つ。
★料金設定が、
ディズニー＆USJ並みであること。
★子供料金も大人並みであること。
これには、レゴランド名古屋に
関心を持っていた方々からも多々批判がある様子。
Twitterでも、高すぎる・・・！
との意見が溢れ、
入場料の敷居の高さを理由に、
訪問者数が伸び悩むのではないか、
との心配の声すらあがっています。
例えば、
典型的なパターンで、
家族４人でレゴランド名古屋へ行くと、
一体いくらかかるのでしょうか。
大人２名：6,900円/人×2人＝13,800円
子供２名：5,300円/人×2人＝10,600円
合計24,400円
ということで、ほぼ
1万円札が２枚と５千円札が１枚
飛んでいくのと等しい計算になります。
入場料の合計だけみても、
わりとよいホテルに宿泊できそうな料金ですね。
これにレゴホテルまで泊まる
フルレゴコースを組めば、
軽く10万円（1万円札10枚）が、お財布から飛んでいく
といった感じになるのではないでしょうか？
ちなみに、東京と大阪にある
レゴランド・ディスカバリー・センターの入場料金は
レゴランドジャパンの半分以下。
・１DAY：2,300円
・年間パス：6,000円
東京や大阪の
レゴランド・ディスカバリー・センターではなく、
あえて、名古屋のレゴランドに
魅力を感じて足を運んでもらうためには、
相当な価格差を埋めてなお余りあるだけの
エンタテイメント要素が必要になりそうです。
ちなみに、
レゴランドジャパンの
運営会社の社長
トーベン・イェンセン氏は
名古屋のレゴランドの開園に向けた抱負を
こんな風に語っています。
「東京はディズニーランド、
大阪にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンがある。
我々は名古屋で、国内外から人を集めたい」
つまり、
レゴランドは、
明らかに東京のディズニーランドと
大阪のUSJをライバルとして意識している
ということが、この発言からも読み取れます。
出典: TRENDY.NIKKEIBP.CO.JP
そこで、早速
ディズニーランドとUSJとの
料金比較をしてみました。
東京の大御所ディズニーは
大人：18歳以上 /7400円
中人（中学・高校生）：12～17歳 /6400円
小人（幼児・小学生）：4～11歳 /4800円
シニア：65歳以上 /6700円
レゴランド名古屋は、
３歳から有料なのに対し、
ディズニーランドは
３歳以下は無料となっていて良心的。
出典：https://www.usj.co.jp/ticket/birthday/
次に、
USJとの料金比較をしてみました。
大阪で外国人にも人気の
関西のエンタテイメントスポットUSJは、
大人:12歳以上/7400円
子供:4～11歳/4980円
シニア:65歳以上/6650円
USJも、ディズニーランドと同様に、
３歳以下は無料という扱いになっています。
つまり、
パーク入場のための料金を見ると、
ディズニーとUSJは、
ほぼほぼ足並みが揃っている
ということがわかりました。
次に、敷地面積の比較をしてみたいと思います。
アトラクションを充実させるためには、
施設内にそれなりの広さを確保する必要が出てくるので、
パーク内の敷地の広さ、というのは
内容の充実度を図るための指標として、
意味があると思います。
そこで、
レゴランドジャパンとディズニーランド、USJの
物理的な敷地面積を比較してみますと、
３者の間には圧倒的な差があることがわかります。
東京ディズニーランド → 510,000㎡ 約51ヘクタール
ユニバーサルスタジオ → 390,000㎡ 約39ヘクタール
レゴランド名古屋 → 130,000㎡ 約13ヘクタール
ヘクタール表記ではいまいち
イメージしにくいかと思うので、
東京ドームに換算してみますと・・・
↓これだけの個数差になります。
東京ディズニーランド → 東京ドーム １１個分（●●●●●●●●●●●）
ユニバーサルスタジオ → 東京ドーム ９個分（●●●●●●●●●）
レゴランド名古屋 → 東京ドーム３個分（●●●）
ダントツの広さを誇るのが
ディズニーランド。
そして、
僅差で追いかけるのがUSJ。
USJは、物理的な面積こそディズニーに及びません。
しかしながら、
USJは限られらた敷地を有効活用するため、
一部を立体にするなどの方法で、
アトラクションを充実させているので、
必ずしも劣勢というわけではなく、むしろ
ディズニーにひけをとらないエンタテイメントを
独自の工夫で創り上げているというイメージがあります。
それに比べると、
レゴランドジャパン名古屋の大きさは、
およそ、13ヘクタール。
ディズニーランドはもとより、
USJにもはるかに及びません。
しかしながら、レゴランド名古屋の
１DAYパスポートのチケット料金を、
再掲すると、以下のとおり。
大人：6,900円
子供：5,300円
つまり、大人はディズニーやUSJより
500円ほど安いものの、
子供に至っては、3歳から有料となる上、
年齢によってはディズニーやUSJよりも若干高い
強気の価格設定となっているのです。
そんなわけで、
レゴランドの料金が高すぎるとの
口コミが多数出現。
とりあえず、新しくできたので
気軽に物見遊山に行くというよりは、
評判を見てから、よかったら行こうかなという
声もちらほら出ています。
レゴランド、投資資金額が巨額であるがゆえに
早期に回収したいという
ビジネス上の背景事情もあるかとは思いますが、
名古屋というロケーションで、
ファミリー層をはじめとした
コアなファンを増やし、
リピーターを確保できるかが、
事業成功の分かれ目になりそうな予感がします。
ちなみに、
レゴランドは開業前100日ほどの段階で、
従業員の採用に課題を抱えているようでした。
面接会を40回ほども重ねたにもかかわらず、
通勤時間や時給等の条件が悪く、
名古屋駅周辺の商業施設の求人に
すいとられる形で、必要な人材の採用が
おいついていないという内情がある様子。
この状況について、ある専門家は、
必要なスタッフの確保ができないと、
サービス低下、ひいては
来訪者の満足度の低下につながり、
リピーターを逃すというリスクがある
とのコメントを寄せるなど、
内部的な不安要素も抱えるレゴランドジャパン。
果たして本領発揮となるのか、
今後の推移が注目されます。
さて、
レゴランド名古屋に行くとしたら、
チケットはなるだけ格安で手に入れたいものですよね。
コンビニ予約や、割引クーポンなどの
仕組みはどのようになっているのでしょうか。
東京や大阪のレゴランドと同様に、
レゴランド名古屋でも、
オンラインの前売りチケットが
販売されています。
東京や大阪の場合は、
前売りで購入することにより、
300～700円ほどの割引を適用され、
当日窓口よりも割安の入場料金となる
仕組みがあります。
従って、
名古屋のレゴランドでも、
訪れる前に一度公式サイトを
確認することをおすすめします。
出典：https://www.lego.com/it-it/legoland/parks/germany
前売りのメリットは、
早期購入予約を行うことにより、
当日のスムーズな入場が可能となること、
また、一定の割引が受けられること。
と言えそうです。
逆に、
前売り予約チケットには、
デメリットもあります。
例えば、１DAYパスポートの場合、
日付指定での購入となるので、
あらかじめ訪問日を定める必要があります。
しかも、
チケットの払い戻しは原則不可能。
うっかり紛失した場合、
入園時にチケットを忘れたり、
注文番号を紛失した場合も、
一切返金を受けることはできません。
ちなみに、
利用規則が定められており、そこには
こんな風に明文化されています。
・お客様のご希望で購入されたチケットは、理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはお受けできません。
・毀損、紛失による再発行は原則として行いません。
・入園当日にチケットまたは注文番号をお忘れになった場合、電子データを喪失した場合、または入園当日にチケット（電子データ）を受信した携帯情報端末をお忘れになった場合でも、返金は一切行いません。
おすすめではありませんが、
１つの方法として、オークションや
メルカリなど、フリマソフトで
取引される場合もあるかと思います。
例えば、
予め予約していた日に
どうしても行くことができなくなり、
権利を譲渡したい方などがいる場合、
通常よりもディスカウントされた料金で
チケットが取引されることがあります。
一方で、
レゴランド名古屋の利用規約上には、
このような一文も含まれています。
「掲示板・オークション」や「チケットショップ」「購入代行業者」「ダフ屋」等から購入したチケットのトラブルについては一切の責任を負いません。
万が一、
転売されたチケットに問題があったとしても、
施設側は何らの責任もとらないので、
こうしたルートによりレゴジャパンの
チケットを格安で入手する場合には、
自己責任のもと、慎重に取引をされるのが
よいかと思います。
いかがでしたでしょうか。
たとえ、
やや割引を受けることで
やや安くなったとしても、
基本的なレゴランド名古屋の入場料金については
とにかく、「高い」という印象を
持っている人が多いので、気軽にいくには
ややハードルが高い施設という印象を既に与えているようです。
そのため、
実際に行った人の反応を見て、
行くかどうかを決める、
慎重派の待機組も多いのではないでしょうか。
そういう意味では、
レゴランド名古屋はオープン後が正念場。
集客を加速させるかどうかの分かれ目は、
実際に行ってみて「よかった！」と
感じた人の多数の口コミ・反応がどれだけ多いか、
という点にかかってくることは、
ほぼ間違いないでしょう。
一方、レゴランド名古屋には、
日本でここでしか楽しめないという要素を
盛り込んだアトラクションも登場します。
良し悪しをよく見極めながら、
賢く楽しみたいものです！
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