2017年4月1日開業の
レゴランド・ジャパン。
名古屋の新名所として
注目を集めるこの施設が、
ふれあい型の水族館「シーライフ」を
オープンさせるというニュースが
飛び込んできました。
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出典:https://twitter.com/SEALIFEAquarium/media
このニュースが日本を
かけめぐったのは、2017年2月3日。
名古屋のレゴランドは、
レゴランド単品ではなく、
ホテル、そして、シーライフという
水族館と連携する形で、
「総合的なリゾート施設」を
目指すことになりそうです。
シーライフとは、
水辺の生き物との触れ合いを
テーマにした施設。
2017年2月時点では、
企画の詳細を検討中とのことですが、
運会社の担当者の談話によると、
「海洋生物の生態を
子どもたちが体験しながら学べる施設になる」
とのこと。
どうも、
レゴランドも、シーライフも、
最近名古屋に新設される施設のキーワードは
「体験型」に重きが置かれている様子。
実は、
体験というキーワードは、
レゴランドと隣接する商業施設
「メイカーズピア」
においても取り上げられていますね。
ただ見聞きするだけでなく、
五感をフルに使って楽しみ、学ぶ、
という体験は、脳科学的にも、
物事を学び、記憶を定着させる上で、
有効な方法だと訴える専門家も。
ところで、
シーライフがどこに建設されるかというと、
シーライフの場所は、
レゴランド南東に開業する
レゴランドホテルの隣になりそうです。
そして、オープンのタイミングは、
「2018年」開業を目指す、
とのこと。
2018年といえば、
レゴランドホテルの開業も
この年になる見込みで
建設が進められていますよね。
昨年夏に開業した
国内のリゾート地「ネスタリゾート」も、
段階的な施設開業により、
総合的なリゾート施設を目指すプランが組まれましたが、
レゴランド・ジャパンもよく似た
スケジュールで動いていくようです。
レゴランド・ジャパンは、2018年、
レゴランド・リゾートとして拡大し、
シーライフ、レゴランドホテルとの
相互連携をはかりながら、
1泊2日でも遊びきれないぐらいの
充実したひとときを、
特に家族連れのレジャーをターゲットに
創造してくれるのではないでしょうか。
出典:https://twitter.com/SEALIFEAquarium/media
シーライフは、
体験型の水族館という位置づけです。
ところで、
「いきものとのふれあい」と聞いて
ふと思い出す施設があります。
大阪でEXPOCITYが開業した際に
話題を呼んだ施設「ニフレル」。
運営主体は、
大阪でも指折りの観光スポット
「海遊館」で、ここは国外からの
外国人観光客も多く訪れる
日本の観光名所のひとつとなっています。
「海遊館」には、
エイや小さなサメなど、
海の生き物たちを直接触れることができる
体験型の水槽がありますよね。
実は、
この水槽を企画したのが、
ニフレルの初代館長さん。
ニフレルでは、海遊館が培ってきた
高度な水処理の技術を生かしつつ、
水というキーワードでつながる
いきものたちと、ヒトが、
いかに自然な形で触れ合うかをテーマに、
これまでの動物園や水族館の
固定概念を打ち破るような斬新な展示方法を採用。
その結果、
新感覚水族館「ニフレル」は
大きな反響を呼び、
わずか142日目で、来館者数100万人を
突破するという記録を樹立しました。
ニフレルは比較的コンパクトな施設です。
しかも当時、
ニフレルでは年間パスポートが
発行されていなかったため、
この記録は、純粋に1日入館券を購入して
入場した来訪者のカウント数となります。
レゴランドの
シーライフ企画時には、
こうした、人気の高い国内施設での
成功事例も考慮した形でのプラニングが
施設具体化に向けて盛り込まれるかもしれませんね。
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出典:https://twitter.com/SEALIFEAquarium/media
シーライフの施設を
想像するにあたり、忘れてはならないのは、
レゴランドが海外で蓄積した体験。
実は、
レゴランドの親会社は、
英国や米国、韓国など
既に世界16カ国、約50カ所で、
「行動展示」を展開済。
「行動展示」とは、
水辺の生きものを、
野生の生態に近い形で展示する手法で、
人気を集めており、これらもまた、
レゴランド・ジャパンの核施設として
シーライフを造る上での示唆を与えるかと思います。
例えば、
海外のシーライフでは、
イソギンチャクにえさをあげる体験なども
できるようですよ。
小さい子供たちも楽しめて、
生き物を間近に感じることができる施設と
なることが期待されます。
出典:https://twitter.com/SEALIFEAquarium/media
実際に、
レゴランド・カリフォルニアにも
シーライフ・アクアリウムがあります。
売りにしているキーワードは、
やはり
「触って、学んで、探検できる水族館」
ここには、
タッチプールや、
巨大なウォークスルータンクがあります。
展示されている生き物は、
サメ、エイ、タツノオトシゴ、
タコ、熱帯魚(「ニモ」で有名なクマノミなど)など
全部で、5,000匹以上にものぼります。
見た目も美しく、
変化にとんだ形状のの生き物が、
海中をすいすい泳いだり、
這うように移動したり、
海底を滑るように住まう様子が、
間近に、様々な角度で観察できます。
レゴランドは、
海賊やプリンセスシリーズ、
レゴシティをはじめ、
さまざまなシチュエーションや
おとぎ話的な創造された世界観
をもっていますよね。
カリフォルニアでは、
それらの世界観を空想で終わらせるのではなく、
実際に長さ11メートルの海中トンネルを歩き、
水中に沈んだアトランティスを探検
することもできるのだとか。
この水量75万7,082リットルの水槽では
鮮やかな色の魚の群れ
そして、鋭い歯のサメなどが
泳ぎ回る様子も観察できるなど、
抑揚感もたっぷり。
見どころは、給餌時間。
スケジュールをチェックして、
水槽の前に行けば、
ブラインシュリンプを食べる
タツノオトシゴを観察したり、
飼育係が餌を使って
驚くほど知恵のあるミズダコを
満足させる方法を学んだりすることもできるようです。
参考URL:http://www.visitcalifornia.com/jp/attraction/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0
生き物を間近に観察できる
「シーライフ」。
子供も大人も一緒に
さまざまな海の生き物について学べる
この施設の動向にも、ぜひ注目です!
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