河内藤園(かわちふじえん)。

山間にひっそりとたたずむ
藤の園は、
今や国内外を問わず
多くの観光客が押し寄せる
話題のスポットとなっています。

今回は、浮世離れした
美しい藤棚で知られる河内藤園の
アクセスや場所、
チケットの入手方法等について
ご紹介します。

河内藤園の読み方は?

河内藤園は、
「かわちふじえん」と読みます。

河内藤園は、
福岡県北九州市に位置しています。

この藤園は、
樋口正男氏が1977年(昭和52年)4月に
造成した私営藤園なのだそう。

700本ほども紅葉の木があり、
秋には、紅葉が美しいですが、
一年を通じての一番の見所は、
やはり「春の藤棚」。

色とりどりに染まる藤棚は、
まるで別世界にでも迷い込んだかのような
ことばを失うような絶景を、
季節の贈り物として届けてくれます。

河内藤園の営業時間と入場料金

●名称:河内藤園(かわちふじえん)
●住所:福岡県北九州市八幡東区河内2-2-46
●入園料金:500円~1500円(※)

※藤の花の開花時期によって異なります。
→咲き始め、先終わり500円
→中間1,000円
→見頃1,500円

※高校生以下は無料です。

●コンビニチケット販売先
・セブン-イレブン
・ファミリーマート
※2017年は3月15日(水)より販売開始

●駐車場:あり(200台)
●アクセス:北九州都市高速 大谷ICまたは山路ICより車で約15分
●開園期間:4月下旬~5月下旬(天候によって前後します)
●開園時間:8:00~18:00

河内藤園人気急上昇の理由とは?

河内藤園の藤棚は大変見事です。

もともとは、地元の人など
知る人ぞ知る隠れた名所だった
この藤園。

多くの人が集まり、
木の根元を歩いて踏み固めると、
藤を傷めてしまうという理由で、
保全の目的もあり、
CMなどでの宣伝は行われていませんでした。

ところが、
2012年、ついに
インターネットサイトに
世界の絶景10として掲載されます。

アメリカCNNから
「日本の最も美しい場所31選」に
選出されたことも。

こうした出来事をきっかけに、
この世のものとはにわかに信じがたい
その幻想的な美しさが
メディアやSNSで拡散され、
一気に注目が集まり、
来訪者が急激に増えました。

海外からの観光客も大絶賛!

ガーデニングの本場
イギリスの方も大絶賛の
満開の藤棚。

感嘆まじりで、
こんなコメント(↓)を残す英国の方も登場。

●This wisteria flower tunnel in Japan is the most magical place ever

河内藤園開花情報見頃はいつ

河内藤園の園内マップと藤棚のスケールは?

河内藤園の藤棚は、園内を地図で概観すると
以下のような配置になっています。
河内藤園チケットアクセス

藤のトンネル(淡い紫色の通路)は、
長さ80mと220mの2本があります。

そして、
藤のドーム、藤棚、大藤棚があり、
花下面積は1850坪にもなります。

藤棚を取り囲むように、
紅葉の木があります。

約700本を数える
紅葉の木々の中には、
樹齢70-80年の巨木が18本
含まれており、
秋には見事な錦色に染まります。

河内藤園の口コミは?チケットの販売場所に注意

藤の花は、
ちょうどゴールデンウィークの頃に
満開の時期が重なるため、
河内藤園も例年多くの人で大変賑わいます。

河内藤園は癒しスポット!外国人観光客も

河内藤園を実際に訪れた方々の口コミ・感想には、
かなりの満足したとの声が多く綴られています。

ことばを失うほどの見事な花の房と色合い。

河内藤園は、日本の隠れた名所として、
海外でも注目されており、
外国人観光客の方も多く訪れます。

2017年は、藤の花の開花が
例年に比べてやや遅めのようです。

●花が好きなのでテレビで一度見たこともあり見たいと思い向かいました。とても綺麗な花に圧倒されました。こんな良い場所があったんだと癒されました。

●藤の花がとてもきれいで、棚状態で咲いています。ゴールデンウィークの時期に行ったのですが、外国からの観光客の方々で賑わっていました。ゴールデンウィーク中の入園方法はコンビニのチケットが必要になります。また、時期によって入園価格が異なっています。近くにあじさいの湯というスーパー銭湯があるのですが、そちらのざる豆腐が大豆の味が濃くて美味しかったです。販売されている野菜も新鮮でした。

●河内藤園に行ってきたよ。今年はまだまだでした。でも良い香りを楽しめた。(2017年4月26日)

GWは混雑を覚悟、スニーカーがおすすめ

周辺道路は大変混雑するので、
車利用の場合は、
渋滞を覚悟して向かう必要があるでしょう。

●ネットで話題になって有名になりました。車でないと行きにくいところです。コンビニでチケットを買って入場します。花の開花によって入場料金が変わります。

●河内藤園に行く方、雨の日は泥道になる部分があったり、最後の坂は傾斜がそこそこきつかったりするので、足元のオシャレにはお気を付けて。

●去年相方さんと河内藤園に行ったとき、弾丸ばりにクマバチが飛び回ってて、良い思い出です。。~~

●GWのちょっと前に行きましたが、外国人観光客で賑わっていて、すごく混んでいました。駐車場に止めて、山の上まで10分ぐらい歩きました。坂になっているので、お年寄りなどにはきついかもしれないです。もっと近くの駐車場もあったかもしれません・・。藤の花の咲き具合によって、入場料が変わるシステムで、最高1,000円程だったと思います。私が行ったときは1,000円でした。初めて見ましたが、すごくきれいでした!絶対オススメです。白やピンクや紫の藤の花がトンネルになっていたり、素晴らしかったです。ただハエもたくさん飛んでいました(笑)

●開花状況で入場料が変動します。
2016年から事前に入場予約が必要になりました。
満開の時期は本当にキレイで別世界に入り込んだようになります。
前日の天候状況で足元がぬかるむことがあります。
場所によってはかなりの傾斜もあるのでスニーカーを履いて行くのをオススメします。

河内藤園の藤の木の種類は?

どうして、
河内藤園の藤棚がこんなにも
幻想的なのか。

それにはわけがあります。

河内藤園には、
なんと全部で「22種類」もの
藤の花が咲きます。

大藤棚には、
樹齢100年を超える巨木もあり、
花はもちろん、太い木の幹も
堂々たるもの。

藤といっても、
様々な品種があり、
色合いや房の長さが異なります。

野田長藤
口紅藤
赤紫藤
青紫藤
紅藤
白藤
八重藤
長藤
中藤
短藤などなど、

しかも、
藤の花だけではありません。

春は、藤と共演しながら、
つつじの花も咲き乱れます。

目の覚めるような
非日常観あふれる
春の花々のみずみずしい色の共演を
間近に体感したい方にとって、
河内藤園は、本当におすすめしたい
絶景お花見スポットです。

河内藤園チケット購入や利用時の注意点

国内外から、
多くの観光客が訪れる河内藤園。

毎年、5月の長期休暇に重なるかたちで、
山間の河内農園のそばには、
大規模な交通渋滞が発生します。

そのため、
渋滞と混雑緩和策の一環として、
入園チケットの購入方法が変更されました。

河内藤園GW中はチケットのコンビニ購入が必要

★ゴールデンウィーク前後の期間は、
現地での入園チケットの販売が行われないため、
GW前後に河内藤縁に入園するためには、
事前にコンビニで販売されるチケットを
購入しておく必要があります。

2017年の対象期間は、以下のとおり。

●GW前後の4/27(木)~5/14(日)

この期間中は、
現地でチケットが販売されていないため、
あらかじめコンビニでチケットを購入した上で
河内藤園に向かわないと入ることができません。

せっかく行ったのに、
入れない・・・!という悲しい事態にならないよう、
十分ご注意下さい。

なお、
チケットを事前にゲットしたあとも、
河内藤園で藤を満喫する上での
いくつかの注意点があります。

藤の開花状況次第で現地で現金追加支払も?

まず、
入園料は開花状況に応じた変動制となっています。

そのため、
藤の開花状況に応じて、入園料が変化します。

万が一、お手元に購入済のコンビニチケットと
ご訪問日の入園料の間に
差額(500円/1,000円)が発生した場合は、
現地で現金の支払が必要になります。

河内藤園はGW期間中入園時間厳守で

また、
コンビニチケットは
「日時指定入園券」となっています。

2時間ごとの入園時間指定が行われており、
入園後の退場時間は自由ですが、
入園時間を守る必要があります。

指定の時間に入園できなかった場合も、
返金や払い戻しは行われないので、
注意なさってください。

ちなみに、
当日天災などの影響で閉園となった場合のみ
別の日に利用できるという
運用になっている様子。

いずれにしても、多くの方が体感したい絶景を、
混雑を回避しながら、
マナーを守って楽しんでいただくための工夫ゆえ、
少々の窮屈もやむを得ないのかもしれません。

河内藤園で世界有数の絶景を満喫しよう

いかがでしたでしょうか。

昨今、断捨離をはじめ、
ものを持たないライフスタイルが
注目されて久しいですが、
体験や感動という、目に見えない癒しは、
時として、なにものにもかえがたい「価値」を
持っていることがあります。

眼前を覆いつくす美しい藤の花に囲まれて、
大切な人との素敵な思い出が、
またひとつ、増えますよう、
心をこめて願っています。

最期までお読みいただき、
ありがとうございました。

どうぞ他の記事もごゆるりと
お楽しみ下さいませ。

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