初夏に、約1万株の紫陽花(あじさい)が
一斉に色づく京都の善峯寺。
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徳川綱吉の生母「桂昌院」に
ゆかりのあるこのお寺は、
京都府京都市西京区に位置しています。
善峯寺では、山間の
傾斜地を活用して整備されている
美しい紫陽花の庭「白山あじさい苑」が
近年、特に高い人気を誇り、
注目を集めています。
そこで今回は、
善峯寺の紫陽花をテーマに、
開花時期や見頃など、
以下のトピックでお届けします。
2018年の紫陽花の開花状況ですが、
紫陽花も生きものゆえ、
開花のタイミングは、
気象条件に左右されます。
例年どおりの気候であれば、
2018年の善峯寺の紫陽花が、
一番の見頃を迎えるのは、
6月中旬より7月初旬となるでしょう。
紫陽花は、最も美しい見頃の時期は、
約2週間ほどあり、
桜やツツジ、藤の花などに比べて、
比較的長めなのが特徴です。
ちなみに、
花が色づくタイミングは、
紫陽花の品種によっても異なります。
例えば、
西洋アジサイに比べて、
ガクアジサイは、開花のタイミングが
遅いのが特徴。
色褪せた花がない方がよいならば、
やはり6月のご訪問がおすすめですが、
先で触れたガクアジサイなど、
お好みの品種があって、
その花のピークで訪れたい、
という場合は、あえて7月に
善峯寺に行く、という選択肢も
ありかもしれません。
なお、
京都善峯寺の2018年の紫陽花(あじさい)の
開花状況については、
シーズン中は、以下リンク先でも確認できますので、
お出かけ前にチェックしておかれると、
がっかりせずにすむため便利かと思います。
→「善峯だより」リンク
以下は、
2017年の善峯寺の
あじさい開花メモです。
春先より色づき始め、
6月17日に見頃を迎えた紫陽花は、
約数週間の見頃を維持しながら、
7月半ばには、花そのものが色あせて、
ピークを越えていきました。
●2017年7月10日
日当たりの良い場所の紫陽花がだいぶ色褪せました。境内の平均では「盛り過ぎ、一部見頃」です。日陰の紫陽花は今週末には盛りすぎを迎えそうです。
●2017年7月6日
あじさい開花の境内平均は「見頃、一部盛り過ぎ」です。
数日後には境内平均で盛り過ぎを迎えそうです。
●2017年7月3日
境内ではガクアジサイが盛りを迎えています。
セイヨウアジサイは早く見頃を迎えた分、日当たりの良い箇所で色褪せているのが少々目につくようになってきました。
●2017年6月29日
境内でガクアジサイが見頃を迎えた一方、日差しが強い一部の箇所ではセイヨウアジサイが色褪せてきました。経堂付近の紫陽花の花が大きく成長しており、見頃が続いています。
●2017年6月26日
境内の紫陽花は見頃です。
やっとガクアジサイが咲き始めました。
しばらくは梅雨らしい天候の予報なので、7月初めまで見頃が続きそうです。
●2017年6月21日
あじさいの花が十分に雨を浴びて、大きな花の枝はお辞儀していました。
雨が止んだら元に姿勢に戻ると思います。あじさいは引き続き見頃です。
●2017年6月17日
善峯寺境内における、あじさい開花状況の平均は「見頃」を迎えました。
今日は曇り空ですが京都市内の眺望もよく、青空よりも紫陽花の色合いが引きたって見えました。あじさいは7月上旬まで見頃が続きそうです。
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善峯寺(よしみねでら)は、
京都、西山の山間に
ひっそりとたたずむ山寺です。
過去に、
JR東海の「そうだ、京都 行こう」
キャンペーンにも登場したこともある
善峯寺は、
このCMキャンペーンをきっかけに、
春の桜と、秋の紅葉の名所として、
知られるようになりました。
四季折々の花の風情を
楽しめる善峯寺。
もともと、桜と紅葉で
名高いお寺として認知されていましたが、
近年は、むしろ、
「あじさい」の人気が、
桜や紅葉を上回るほどに、
高まってきていると言われています。
これには理由があります。
もともと、傾斜地だった
山間の土地に遊歩道が整備され、
地形そのものが美しく生かされていること。
建物群や京都市内を見渡せるスポットなどの絶景が点在し、
紫陽花の花との組み合わせが、
より各々の美しさを際立たせていること。
丁寧に、手入れと整備が続けられてきた結果、
善峯寺のあじさい苑は、
京都で1、2を争う規模に育っていること。
そして、
こちらがその映像です。
いかがでしたでしょうか。
写真で見ているだけでも、
域を飲むように美しい色どりを見せてくれる
花々たち。
百聞は一見にしかずとは、
よく言ったものですが、
実物は、やはり、
写真にはない趣や当時の人々の気迫が溢れています。
写真が切り取られた一場面であるのに対し、
実際の善峯寺のあじさい苑の風景には、
連続性があります。
その、大きなキャンバスに映された
善峯寺のあじさい苑の、
等身大の姿を、
ぜひ探しに行かれてはいかがでしょうか?
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
どうお他の記事も、ごゆるりとお楽しみ下さい。
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