葛城山へのアクセスする際に
とても便利な乗り物といえば、
「ロープウェイ」。
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今回は、そんな
葛城山ロープウェイをテーマに、
料金や時刻表、口コミ評判などを
ご紹介します。
まず、葛城山に行く際に
おさえておきたいポイント。
それは、
山頂までは車の乗り入れができない、
という点です。
葛城山には、駐車場があります。
但し、それは
近鉄ロープウェイの葛城登山口駅付近に
設けられており、クルマはここまで。
山頂までは行けません。
そして、
『葛城山駐車場』と呼ばれる
この駐車場の駐車料金は、
以下の設定となっています。
●乗用車 1000円/1回
●二輪車 200円/1回
●バス
※大型・中型 5000円/1回
※マイクロバス 2500円/1回
※大型バス（学割） 3000円/1回
この駐車場の
収容台数は、約120台。
専用自動ゲート駐車場となっており、
ロッジ泊で日を超えても、
追加料金が発生しない
仕組みになっています。
なお、
ツツジのシーズン時は、
駐車場も大変混雑するため、
臨時駐車場が開設されることも。
ちなみに、駐車料金は、
ツツジのシーズン中も、
シーズンオフ時も、変更なく、
良心的な運用となっています。
ふもとまでは、車か電車で
来れたとしても、そこからが正念場で、
葛城山山頂に向かう手段は、
●登山をするか、
●ロープウェイを利用する、
何れかの二者択一となります。
登山は苦手、
足腰には自信がない、
という方にとって
ロープウェイは、まさに
救世主的存在。
葛城山には、木々の間を
縫うように山頂を行き来する
葛城山ロープウェイがあり、
これを利用することで、
山頂までわずかな時間で
上がることができます。
特に、
つつじのシーズンには、
山全体がつつじ色に染まる
葛城山。
ロープウェイに乗車する間、
眼下に広がる大和盆地、
遠くに臨む大和三山の眺望など、
緑に囲まれ、まるで
空中散歩するかのような体感で、
葛城山に広がる空間を楽しめます。
葛城山ロープウェイの
運賃料金は、以下の設定になっています。
「葛城登山口」⇔「葛城山上」
●大人
740円（片道）
1,250円（往復）
●小児
370円（片道）
630円（往復）
ロープウェイ運賃は、
片道と往復で値段設定が異なっており、
往復利用する場合は、
最初から往復のチケットを
購入しておくのがおすすめ。
片道を2枚買うのに比べて、
1人当たり100～数百円程
お得になります。
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葛城山ロープウェイ時刻表は、
近畿日本鉄道のサイト上で確認できます。
近鉄電車＆奈良交通バス＆葛城索道線（葛城山ロープウェイ）の連絡時刻表
平日は、1時間に2本、
休日は、多い時には1時間に4本
シーズン中は臨時増便も行う形で
運行されていることがわかります。
また、時刻表上では、
近鉄 御所駅前と葛城ロープウェイ前を結ぶ
奈良交通のバスも連携されており、
朝8時半前後から18時前後まで、
ほぼ1時間に1本の便数となっています。
シーズン中は混雑が予想されること、
また、葛城山のロケーションゆえ、
交通の便数もそれなりに限られています。
交通の連絡や時間待ちで
疲れてしまうことを回避するためには、
事前に時刻表を眺めながら、
各種交通機関の相互連絡を考慮した、
シームレスな行動スケジュールを、
時間に余裕をもってたてておくことが
望ましいでしょう。
葛城山ロープウェイの
営業時間は、以下のとおり。
●9:10～17:00
葛城山は、
5月のツツジで有名ですが、
この時期は混み具合に応じて
ロープウェイが増便されることも。
逆に、定期点検のために
運休する場合がありますので、
お出かけの日が決まったら、
直前に最新情報をチェックして
お出かけされることをおすすめします。
ちなみに、
5月のつつじ開花期に
葛城山ロープウェイに乗車した際の
雰囲気は（↓）このような感じです。
葛城山は、その名のとおり、
山の中にありますので、
アクセスには一定の時間を要します。
ここでは、公共交通機関（電車、バス）を
使う場合の他、マイカーアクセスの場合、
どの駅・ICを目指せばよいのか
についても、まとめてご紹介します。
葛城山への最寄駅は、
近鉄御所駅。
御所駅からバスに約15分乗車して、
「葛城ロープウェイバス停」で下車。
そこから徒歩で2分で着きます。
なお、
奈良交通バスを利用し、
小林バス停経由で行く場合は
乗車時間が約19分とやや長くなります。
車で葛城山を目指す場合、
最寄りのインターチェンジは、
「南阪奈道路 葛城IC」となります。
ICで下車して、約15分で、
葛城山に到着します。
カーナビで目的地入力する際は、
以下キーワードにて検索すると、
目的地設定に迷わないでしょう。
●目的地名：「葛城山ロープウェイ登山口駅」
●電話番号：「0745-62-4341」
なお、
近鉄 御所駅より、タクシー利用の方は、
所要時間が約10分となります。
ハイキング目的で歩く場合、
駅から葛城山までは約60分かかることを
覚悟しておきましょう。
葛城山が、1年で最もにぎやかになる
シーズンはなんといっても春。
5月には、深紅の絨毯のように、
山がつつじで色づき、
燃えたつような緑と
ツツジの花の色のコントラストが
訪れる人を出迎えてくれます。
葛城山のロープウェイ乗り場には、
5月のツツジの時期には、
長打の行列ができて混み合います。
しかし、
葛城山が特に混みあうのは、
この時期だけ。
ツツジのシーズンが終わると、
ロープウェイもすいていて、
特に冬場など寒い時期は、
待ち時間なく
すんなり乗車することができます。
葛城山の山頂にも、
なにか特別なものが
あるわけではないので、
5月のツツジのシーズンは、
ツツジの観光客。
その他のシーズンは、
ハイキングとウォーキング目的で
訪れる方が多いと言えるでしょう。
葛城山を
ハイキングやウォーキング目的で
訪れる方は、歩くことを大切に
されている方も多くいらっしゃいます。
そのため、
全部ロープウェイに頼るのではなく、
エネルギッシュで元気なうちに
片道だけハイキングを楽しみ、
帰りの片道だけロープウェーを利用する、
というように移動方法を
上手に組み合わせて変化を
楽しまれるケースもあるようです。
葛城山ロープウェイの所要時間は、
約6分間。
ツツジのシーズン以外は、
すいている葛城山ロープウェイ。
ゆったりと自分の足で
自然を楽しみながら歩く時間と、
美しい景色に囲まれて進む
空中散歩の時間を
組み合わせてみるのも
なかなかよいのではないでしょうか？
実際に、葛城山を訪れた方の
口コミや感想を少しご紹介します。
モンベル会員を生かして、
葛城山ロープウェイの料金割引を
受けられる方。
せっかくつつじを見に行ったけれども、
濃霧に遭遇してしまった方。
やはり、自然が相手なので、
期待以上の時もあれば、
思うようにいかないときもあるようです。
●葛城山頂上へはこのロープウェイを使い簡単にアクセスできます。私はダイヤモンドトレイルを歩き、葛城山頂上から下りに利用しました。モンベルの会員になっているとロープウェイ料金の割引を受けられます。
●行きしか利用していませんが、大和三山がきれいに見渡せて景色に見とれていたら、あっという間に山頂に到着しました。つつじのシーズンではなかったので、乗り合わせたのは2組だけでした。
●ツアーでツツジの季節に訪れた。ロープウェイ乗り場の通路に貼られていた、ツツジ等の写真にウキウキしたが、下は晴れに向かっていたのに、頂上は生憎の濃霧で、ツツジは見通しがきかず、展望はゼロだった。救いは、ロープウェイから見た見晴らしだけでした。
いかがだったでしょうか？
みなさまがら、
自然が生み出す刹那の壮大な風景美に
出会えることを、心より願っています。
最期までお読みいただき、
ありがとうございました。
どうぞ他の記事もごゆるりとお楽しみ下さい。
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