今回は「ブリッジワールド」
をテーマに、
明石海峡大橋からの絶景を
たっぷり体感するツアーを
以下のトピックでご紹介します。
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ブリッジワールドとは、
明石海峡大橋を、
橋上から体感するツアー。
本州と四国をつなぐ明石海峡大橋は、
神戸市と淡路島の淡路市とを結ぶ
世界最長の吊り橋。
その長さは、
橋長3,911メートルを誇ります。
実は、ブリッジワールドは
世界の中でもめずらしい
珍体験ツアーのひとつ。
はるか橋の上高くに登ることを
目的としたツアーは、
「ブリッジクライム」と
名付けられた橋上ツアーがある
オーストラリアのハーバーブリッジと、
この明石海峡大橋のブリッジツアー、
たった2つだけなのだとか。
ちなみに、こちらが
ハーバーブリッジからの光景です。
オペラハウスを背景に、
人が連なって海の上の橋上を
歩いているのが、
おわかりになりますでしょうか?
さて、
明石海峡大橋は、別名
「パールブリッジ」という
愛称でも知られています。
今でこそ、何気なく渡っている
この橋ですが、
建設には、多大な月日と労力がかかり、
橋が完成するまでに、
実に10年という歳月を要しました。
また、明石海峡大橋が
完成までに工事に従事した関係者は、
延べ「210万人」とも言われています。
明石海峡大橋が凄いのは、
橋の建設に用いられた技術もさることながら、
毎日約1,000人が、たゆまず
10年間もの間働き続ける中、
世界最長となる海上の巨大建造物でありながら、
たったひとりの死者を出すこともなく
無事に開通を果たしたという点。
建設時の動画を振り返っても、
橋そのものが、
数々のドラマや背景を持っている
存在であることの一端を
垣間見ていただけるかと思います。
この橋の先には、
鳴門海峡の「うずしお」が
待ち構えており、
美しい夕陽や瀬戸内海の絶景にも
出会うことができる風景明媚な
ロケーションを結ぶ
長く美しい橋でもあります。
ブリッジワールドツアーは、
そんな明石海峡大橋について、
普段なかなか目にすることができない
「橋上」を含め、様々な角度から、
五感を総動員して学ぶことができる場を
提供してくれます。
まずは、
ブリッジワールドツアーに
実際に参加してみた方々の感想。
「価格が高め」、という指摘はあるものの、
金銭価値にはかえがたい
ここでしかできない感動体験が
得られるとあり、
口コミ評判は上々のようです。
●私が昇った日は曇りでしたがそれでも景色は最高でした。
50mの高さで足の下を船が通って行くのも面白かったですし、明石大橋建設の説明やいろいろな技術の説明などもためになります。
●高いところ、景色のいい所大好きな方には楽しめる場所だと思います。
参加料金は高いようにも感じますが、塔頂での記念写真や橋の記念館と舞子海上プロムナードの入場料も含まれいていますし、謎のお土産ももらえます。
出典:https://www.travel.co.jp/guide/article/23873/
さて、
気になるブリッジワールドの
参加費用ですが、
料金の価格帯は2種類設定されており、
以下のとおりとなっています。
●大 人:3,000円
●中学生:1,500円
ちなみに、
ブリッジワールドの受付時に、
参加費用の支払い方法で、
「クレジットカード決済」は
選択できないとのこと。
なので、あらかじめ、
現金を準備しておくことが必要です。
ちなみに、
お子様連れのご家族の方は、
予約前におさえておきたいポイントが、
年齢制限。
実は、
ブリッジワールドには、
参加年齢の下限が設けられていて、
小学生以下の参加はできません。
これは、ブリッジツアーの内容が、
一定距離を歩く必要があったり、
高所や階段などを
通る必要があることから、
一定の危険に対しても、
適切に対処できる力を備えていること。
また、
物事の判別がつき、
落ち着いた行動ができる
年齢でなければならない、
という点を考慮した結果と思われます。
なお、料金の支払い時に、
中学生の料金での適用を受けるためには、
必ず「生徒手帳の提示」が必要ですので、
該当の学生さんは、くれぐれも
忘れないようにご持参下さい。
家族分となると、
まとまった出費になる
ブリッジワールドの
ツアー参加料金。
なんらかの割引があれば、
ぜひ活用したいところですが、
ブリッジワールドでは、
残念ながら、各種割引は
受けることができないのだそう。
但し、
参加費用の中には、
・橋の科学館
・舞子海上プロムナード
の入館料金と入場料金が
含まれています。
なので、
入場料金に見合う体験をしたい
と思う方は、これらの施設にも
足を運んで、展示物等を
見学されてはいかがでしょうか?
ブリッジワールドのツアーは、
夏季期間(4月~11月)にのみ行われます。
冬季期間(12月~3月)はお休みとなります。
ブリッジワールドは、
4月1日から11月30日までの期間中は、
●「毎週木曜日~日曜日までの毎日」と、
●「祝日」
に実施されます。
予約受付は、開催月の2ヶ月前の月の
1日10:00から開始されます。
それ以前の
予約申し込みは無効となるため、
ご注意下さい。
ブリッジツアーの開始は、
1日2回で、午前の部と午後の部に
分かれています。
【午前の部】
受付 9:15~9:30
ツアー実施 9:30~12:10
【午後の部】
受付 13:15~13:30
ツアー実施 13:30~16:10
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※受付場所は「橋の科学館」。
「橋の科学館」への入館は、
9時15分から可能となります。
※ツアーは時間通り開始されるため、
必ず指定の時間内に
受付を済ませる必要があります。
では、
ブリッジワールドのツアーでは、
実際にどんな体験ができるのでしょうか?
1.最初に「橋の科学館」で受付を行い、
ツアーの概要説明を受けます。
2.明石海峡大橋の
建設技術についての説明も受けます。
そのあと、
いよいよ、「橋の科学館」を出発。
一度出発すると、
元の場所に戻ってくるまで、
この先1時間半程、
トイレがない状態が続きます。
なので、トイレを事前に
必ず「橋の科学館」で済ませておくことが
思いのほか、ツアーの中でおさえるべき
とても大切なポイントになります。
3.橋の科学館を出て、階段を降り、
橋桁の中を通ります。
4.
淡路島方面に向かって、
海面上約50メートルの幅広管理路を、
約1キロメートル歩きます。
格子状の管理路からは、海面が見えるので、
航行する船を上から見下ろすこともできます。
足元には十分注意して、
中央を歩き、くれぐれも
物を落とさないよう注意が必要。
海の上の空中散歩を
じっくり楽しめるひとときです。
5.いよいよ、エレベーターに乗って
塔の頂きに上がります。
塔頂は、海上約300メートル、
建物の高さに換算すると、
なんと「98階」に相当します。
エレベーターの乗車時間は、約2分。
塔頂からは、
天気が良く、空気が澄んだ日であれば、
あべのハルカスや、関西空港、
小豆島など、はるかかなたの
各種スポットを見渡すことができます。
6.
塔頂では、写真撮影があります。
また、認定証も、
当日の記念としてプレゼントされます。
ブリッジワールドの持ち物は、
以下のとおりです。
●参加費用
※現金支払のみ。クレジットカード利用は不可。
●身分証明書
※運転免許証、社員証、生徒手帳など
●滑りにくい靴
●予約成立がわかる書類
※予約成立メール控え(インターネットお申込の場合)
※予約成立FAX控え(FAXの場合)
もし、ご自宅にプリンタがないなど、
控えを印刷して持参できない場合は、
受付時に「予約成立番号」を
口頭で伝える方法でも代替できます。
ブリッジワールドは、
海上の網目状の道を歩いて移動し、
明石海峡大橋の主塔までのぼるので、
高所恐怖症の人が参加するのは
難しいかと思います。
また、物を落とすと
大きな事故になりうるため、
携帯、スマホ、カメラはストラップで
首から提げなければなりません。
ストラップや
リュックは貸出があり、
手荷物も置いていくか、
リュックをかりて背負うか、選べますが、
そこそこの距離を歩くので、
なるだけ身軽に移動した方が
参加中の負担が少なくてすむと思います。
いかがでしたでしょうか?
世界最長の吊り橋
明石海峡大橋の技術的な特長を
学びながら、
実際の五感を通じて、
明石海峡大橋のスケールの大きさを
文字通り体感えきる
ブリッジツアー。
夏休みなど、長期休暇を生かした
子供たちの思い出作りにも
もってこいのツアーかもしれません。
とても印象深く、
他では体験することのできない、
その日その場だけの特別体験を、
ブリッジツアーを通じて
体感してみてはいかがでしょうか?
【ブリッジツアー概要】
●実施日時:
毎年4月1日~11月30日の木・金・土・日曜日及び祝日
●1日2回開催
午前の部: 9時30分〜12時10分
午後の部:13時30分〜16時10分
●予約の受付は2ヶ月前から開始。
※電話番号:078-784-3396
※住所:「橋の科学館」神戸市垂井区東舞子町4-114
●交通:
JR「舞子」駅、
山陽電鉄「舞子公園」駅、
「高速舞子」バス停より徒歩5分
●駐車場:あり
●アクセスマップ:
http://www.jb-honshi.co.jp/bridgeworld/access.html
●ブリッジツアーサイトURL:
http://www.jb-honshi.co.jp/bridgeworld/index.html
最期までお読みいただき、ありがとうございました。
どうぞ他の記事もごゆるりとお楽しみ下さい。
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