鳴き砂で有名な琴引浜。
実は、日本海に面した
この美しい浜に、
意外に知られていない
おすすめスポットがあります。
それは、温泉。
しかも、
海のすぐそばにある
風情たっぷりの露天風呂です!
今回は、
温泉好きならぜひ一度は訪れてみたい
風情たっぷりの琴引浜の
露天風呂をテーマにご紹介します。
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早速ですが、↑こちらが
琴引浜の露天風呂。
ステキというのには訳があります。
まず、見てのとおり、
海を眺めながらお風呂を楽しめます。
しかも、
琴引浜の露天風呂は、
本当に、浜の一角にあります。
天然記念物に指定されている
鳴き砂の浜に、
ポツンと佇む石組みのお風呂。
お湯は源泉かけ流しで、
常に新しいお湯がドバドバと溢れます。
まさに、
「野湯」と呼ぶにふさわしい風情を
もっているのが、琴引浜の露天風呂。
広々とした海を眺めながら、
絶景とともに、源泉かけ流しの
至福の露天風呂を愉しめる
隠れたオススメスポットだったりします。
地下600mから湧出させたこの温泉からは
季節によりサンセットが望めます。
そのため、世界各地から訪れる
コアなファンもいる隠れた名所だったりします。
通常14:00スタートで、
石組みの浴槽にポンプでくみ上げた温泉が、
かけ流しで投入されます。
ただし、
その日の時間などの詳細は
「琴引浜保存会」に事前問い合わせをしてから
お出かけされるのがおすすめです。
というのも、
琴引浜温泉は、季節限定の露天風呂。
毎年4月下旬から10月末頃まで
入れますが、冬季は閉鎖されるなど、
シーズン・オフの時期もあります。
(厳冬期は荒波により、
湯船が砂に埋まってしまうために
利用ができなくなるそう。)
また、台風の接近に伴い
海が荒れたりすると、
シーズン中でも安全確保のために
「遊泳禁止」が出される日もあります。
さらには、
訪問者が少ない時期は、
温泉の開始時間も、
例えばタイマーで15:30に設定されるなど
前後することがある様子。
せっかく行ったのに入れなかった・・・
というリスクを減らすためには、
やはり、
事前問い合わせをしてから
訪問されるのが無難かと思います。
琴引浜の露天風呂は、
浜にある無料の温泉ですが、
駐車場利用の際に、
清掃協力費「1,000円」を払います。
それさえ支払えば、
何人でも無料で入浴できます。
駐車場整理のおじさんによると、
あくまで清掃協力費とのこと。
駐車整理券を兼ねており、
実質的には駐車料みたいなものですが、
「浜の利用料」という主旨だそうです。
なお、
「琴引浜鳴き砂文化館」という施設が
ほど近くにあり、車で数分で行ける上、
本券の提示で入館無料になりますので、
併せて行かれるとよいかと思います。
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琴引き浜に行った際、立ち寄ってみました。
実は、
琴引き浜の鳴き砂は、
砂が乾燥している時しかなきません。
晴れ続きのときはよいのですが、
前日に雨が降ったりすると、
海岸では鳴き砂を楽しむことができないのです。
しかし、鳴き砂文化館では、
いつでも鳴き砂の体験が可能です。
●鳴き砂で、驚きのドレミファ演奏!
ができたり、
●世界の鳴き砂にも触れることができる
(オーストラリアの鳴き砂が特に凄い!)ほか、
2Fの展示ブースでは、
●海岸に漂着する多国籍なゴミ類
も紹介されており、琴引浜の海岸が
現地の人の手によって守られている
実情の一端を垣間見ることができます。
また、
●綺麗な鳴き砂と、汚れた鳴き砂の比較展示も。
砂は、美しい状態でないと鳴かない、
と言われていますが、
少し汚れるただけですぐに鳴けなくなる
ことが、砂の手触りとともに、実体験できます。
実は、シーズン中の浜は
たくさんの人が訪れるにもかかわらず、
隅々まで綺麗に清掃されています。
そして、
海が荒れた直後や、
シーズンオフに行かれたりした場合、、、
浜がこんな状態になっていることも。。
とにかく、もう海岸が汚い汚い・・
行った時期も悪かったのかもしれませんが、
波打ち際に中国製や韓国製のラベルが
張ってあるペットボトルやゴミ袋が散乱して
風情もなにもありませんでした。波に漂う大量のゴミを見ながら
温泉に入ってると気分が悪くなりました出典:https://onsen.nifty.com/tango-onsen/onsen007294/kuchikomi/
言うまでもなく、
世界の海はつながっています。
琴引浜は、投下される漂流物や
ごみをはじめとしたさまざまなリスクに
さらされながら、浜を利用する人のマナーと
浜を愛する人々の心意気に支えられて
かろうじて鳴く状態を維持しているとも、
言えるのかもしれません。
さて、
話を琴引浜の露天風呂に戻します。
無料の掛け流し露天風呂は、
琴引浜の奥のキャンプ場の下にあります。
一番奥の駐車場にとめると近いです。
駐車場から階段を下りて行くと、
まずキャンプ場、
そしてポンプ小屋がある広場があります。
そこから更に浜辺に向かって階段を下り、
砂浜を左手に歩いて行くと露天風呂があります。
浴槽は1つしかありません。
なので、混浴での利用となります。
●水着の着用が必須となっています。
また、鳴き砂の保護のために
●石鹸などの利用はご法度です。
脱衣場も屋根もない
青空の下にある露天風呂は、
5人サイズのコンクリート造り。
扇形の浴槽で、
無色透明のアルカリ性単純温泉
(源泉名:鳴き砂温泉)が、
かけ流しにされています。
分析表等は見当たりません
(泉質名は、京丹後市観光協会網野町支部HPの温泉案内より)。
湯温は42℃位で、さらりとした浴感です。
まさに野湯と呼ぶにふさわしい
天然風呂は、黒いむき出しのパイプから、
汲み上げたばかりの新鮮な温泉が
大量に溢れ出ています。
源泉かけ流しの露天風呂を、
琴引浜の美しい景色を楽しみながら
入浴することができます。
おすすめは、夕暮れ時。
海に沈む夕日や漁火を見ながらの入浴は
至福のひととき。
風情のあるお風呂を絶景とともに
愉しむことができます。
●琴引浜の隠れスポットは、浜に佇む野湯!
●源泉かけ流しで、絶景を楽しめる露天風呂。
●温泉は期間限定→事前問い合わせして出かけるのがベター。
●水着必携!鳴き砂保護のため、石鹸使用は御法度!
●夕日が沈む時間帯が特におすすめ。
●温泉は無料、但し、浜の利用料として協力金「1,000円」/回が必要。
●駐車場は奥の方にとめるとより温泉に近い。
●温泉の場所は、駐車場のおじさんが丁寧に教えてくれるのでまず迷うことはない。
●琴引き浜鳴き砂文化館も駐車券提示で無料入館できるのでおすすめ。
鳴き砂は、様々なリスクにさらされつつも、
たくさんの人の力により維持されているようです。
ぜひ、マナーを守って、
琴引浜に佇む風情ある露天風呂を
たっぷり愉しみましょう!
また、そうした良い循環によって、
琴引浜そのものが今後も守られていくことを、
願ってなりません。
最期までお読みいただき、ありがとうございました。
どうぞ他の記事もごゆるりとお楽しみ下さい。
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