今回は、
2016年春にリニューアルオープンする
京都タワービル内の新施設
京都タワーサンド(KYOTO TOWER SAND)
をご紹介します。
55件にものぼる
テナント店舗のショップリストや、
営業時間や定休日、
コンセプトや各ショップで体験できる内容など
以下のトピックでご紹介いたします。
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京都タワーといえば、
京都駅を出るとまず目に飛び込んでくる
京都のシンボルのひとつです。
他の街のタワーとは一味違った
ろうそくのような風貌を持つタワーは、
海のない京都を照らす灯台をイメージして、
1964年(昭和39年)に誕生。
もともと、
夜間も白主体のライトアップ
が行われていた京都タワー。
2016年には、
夜間の塔体照明が、Panasonicによって、
従来のマルチハロゲン灯からLEDへ切り替えられ、
ムラのない美しい混色のライトアップが
行われるようになるなど、進化を遂げています。
そんな京都タワーの足元に佇む
京都駅前タワービルにもまた、
古くから親しみを覚えている方も
多いのではないでしょうか。
進化を遂げるのは、
京都タワーだけではありません。
京都タワービル内のテナント店舗群もまた、
京都タワーサンド(KYOTO TOWER SANDO)として、
2017年春にリニューアルオープンします。
「京都タワーサンド」と名付けられた
京都タワービル内のテナントショップ群。
「京都タワー サンド」は、
京都タワービル内の、
地下1階から地上2階の商業ゾーン
全体を総称します。
人気グルメやコスメを擁する
新たな商業施設として、
全面リニューアルしたこの施設は、
「2017年4月14日(金)」に
リニューアルオープンとなりました。
京都タワーサンドの
リニューアルコンセプトが面白いです。
「街・駅に続く、3つめの選択肢へ。
これまでにない、これからの京都。」
このコンセプトが
意味するところとは一体何なのでしょうか?
少し紐解いてみたいと思います。
なお、
前置きはいいから、
テナント店舗リストが気になる!という方は、
末尾にまとめておりますので、
どうぞ読み飛ばしてお進みください。
世界遺産や豊富な神社仏閣を擁する京都。
京都の台所錦市場や、
祇園界隈をはじめ、名所と文化に下支えされた古都は、
お花見の時期も、紅葉狩りの時期も、
四季折々の移ろいと趣を感じさせてくれます。
世界人気都市ランキングでは
常に上位を誇り、
世界中からの外国人観光客も
続々と来訪するこの街。
実は、
京セラ・村田製作所・ローム・日本電産など、
世界を舞台にトップシェアを誇る、
独特の企業風土を持つ電子部品産業の
起業家が多いという特徴も、
併せ持っていたりします。
京都駅は、各地へ向かうターミナル駅。
新幹線、特急も停車しますが、
「0番線」があるのをご存知ですか?
さながら、
「おばけ電車」の発着ホームを
連想しそうですが、実際のところは、
北陸に向かう特急サンダーバード
などが停車します。
実は、この0番ホームは、
1994年開業の4代目京都駅ビルのために
1992年に開始された工事に伴い
生まれました。
ちなみに、
この0番ホームは
「日本一長いホーム」として有名。
端から端までの距離が558メートルもあります。
ちなみに、
厳密には、0番ホーム単独ではなく、
ほぼ一直線上に地続きでつながっている
山陰線30番ホームも含めての長さなのだとか。
街も、駅も、
京都は、古めかしいながらも、
いつの時代にも、
訪れる人に新たな驚きを与えたり、
新鮮なチャレンジ精神を感じさせる
ある種の「ワンダーランド」であり続けてほしいと
密かに願ってやみません。
さて、
では京都タワーサンドが目指す
「3つ目の選択肢」って何なのでしょうか?
京都タワーサンドの特徴は、
なんといっても、
アクセスのしやすさ。
京都駅前にあり、
京都ウォーカーにとって、
「訪れやすい」という
ロケーション上の立地特性が
存分に生かされるような工夫が
施されています。
そこに、
フロアごとに異なるコンセプトの
空間創りを行うことで、
「街と駅」
「観光客と生活者」
を繋ぐ結び目になる商業施設を目指したい、
という想いをこめて生まれたのだそう。
ちなみに、
京都タワーサンドの
各階のフロアテーマは、以下のとおりです。
地下1階:「集う・憩う」
地上1階:「買う・探す」
地上2階:「学ぶ・遊ぶ」
京都タワーサンドの運営を手掛けるのは、
株式会社京阪流通システムズ。
ショッピングセンターの運営で
京阪沿線内外で多数の実績を誇っており、
ターゲットには、
観光客を含む世界中からのゲストに加え、
地元民まで含まれているのだとか。
立地やランドマーク京都タワーの
知名度を活用して、
買い物や食事・体験の楽しさを新提案し、
国内外から訪れる人々に
ぜひ立ち寄ってもらえる施設となることを
目指しているようです。
京都タワーサンドの中でも、
個人的に、とても楽しみなのが、
地上2階の「学ぶ・遊ぶ」のエリアです。
”古都京都”とかけて、
”コト体験”と呼ばれる、
体験型のサービスも登場するとのことで、
期待感が高まっております。
体験をテーマにした施設といえば、
大阪では、2015年11月に
人気のニフレル(NIFREL)、
イングリッシュビレッジ等を擁する
エキスポシティ(Expocity)が
話題になりましたよね。
ニフレルでは、
ドクターフィッシュに角質ケア(?)
をしてもらったり、
チンアナゴやホワイトタイガーを観察できる他、
カピバラさんをはじめとする
生き物にごく近距離で会えたりします。
一方、名古屋では、
2017年3月に”ものづくりのふ頭”という
コンセプトで、レゴランドに隣接する形で
開業した「メイカーズピア」も、
多数の体験ができるテナント店舗群を備える
熱い人気スポットとして注目を集めています。
中でも、
食品サンプル作りや、
抹茶を石うすでひいて、お抹茶をたてて、
ほっこりと一服いただく体験が人気の様子。
その上なんと、
近年、日本でブーム到来中と言われている
家猫(すなわち、キュートなモフモフ)体験が味わえる
「猫カフェ(Cat Cafe)」まであったりします。
ちなみに、
育児でわが子を伸ばしたい!と思う時に
脳科学的に有効とされる方法のひとつとして、
「実体験」があるというような話が
育児に関するハウツーを攻める
とある脳科学本に書かれていました。
素人解釈違いのリスクを承知で、
ひらたく表現してみると、
絵本や図鑑で見たこと、理解したことを、
自分の実際の体験に落とし込むことで、
より確かな形で記憶され、結びつくんだとか。
お買い物にしても、飲食にしても、
ただ与えられたメニューやサービスを楽しむのではなく、
自分も主体的に加わって、五感で体験する
ある種の「主人公になる」的な
エンタテイメント的な面白さがありますよね。
そんな、楽しかった!という
体験の積み重ねが、
思い出のトリガーとして、
自分の中のポジティブな引き出しを
よいカタチで増やしてくれるのかもしれませんね。
さてさて、
すっかり前置きが長くなりましたが、、、(汗)
ようやく本題に入ってまいります。
京都タワーサンドは、
京都タワー足元の駅前ビルの商業施設。
リニュアルエリアに、
全部で55のショップが
2017年4月14日にオープンします。
●施設名称:KYOTO TOWER SANDO(京都タワー サンド)
●開業日:2017年(平成29年)4月14日(金)
●所在地:京都府京都市下京区烏丸通七条下る東塩小路町721番地の1
(京都タワービル内)
●店舗数:55店舗
地下1階・・・19店舗
地上1階・・・31店舗
地上2階・・・5店舗)
●営業面積:約2,620平方メートル
京都タワーサンドの営業時間は、
フロア毎に異なります。
●地下1階:11時~23時
●1階・2階:9時~21時
※一部店舗により営業時間は異なる
地上1、2階は21時までですが、
朝も9時からと早くから営業を始めます。
一方、
地下1階の飲食エリアはお昼前から夜間まで、
ランチとディナーに合わせて楽しめます。
これは、
京都タワーサンドにテナントするお店の性格が、
エリア毎に異なるためと思われます。
●地下1階 → 飲食店(ランチ・ディナー・バル)エリア
●地上1階 → 飲食・物販(京都らしいお土産用途にも対応)
●地上2階 → 体験エリア
なお、
定休日は「年中無休」だそうです。
うっかり出かけたのに、お休みだった!
という憂き目に遭遇することなく、
日にちを気にせずお出かけできそうですね。
では、
2017年春にリニューアルオープンする
京都タワーサンドの
商業ゾーンは、どのような店舗が
テナントするのでしょうか?
全店舗を、業態とともに一挙ご紹介します!
地下1階は、
地元の名店や話題の人気店が集結。
京都の食を堪能できる飲食フロア
という位置づけになっています。
フロア内は自由に飲食可能。
定番の京のおばんざいだけでなく、
京都の日本酒と地ビールを味わえるバー、
こだわりの熟成牛を提供するステーキ店の他、
女性に人気の和だしを使用した餃子店も登場。
観光ついでの食事に、
仕事帰りの一杯にと、
様々な場面で重宝しそうです。
●粥菜(京のおばんざい)
●草庵(そば・てんぷら・酒)
●鳥せい(焼き鳥・とり料理・日本酒)
●大起水産 回転寿司(回転寿司)
●かつくら(とんかつ・串かつ)
●京の焼肉処 弘(焼き・焼肉・ホルモン)
●京都千丸しゃかりき(ラーメン・つけ麺)
●亮昌(餃子)
●魏飯吉堂(中華)
●京都 中華料理 清華園(中華)
●ゴッチーズビーフ(ステーキ・ハンバーグ)
●JUNAYNA(ジュナイナ)(カレー)
●Roti Chicken & Jackie Tacos DELICATESSEN(メキシカン)
●ニコット&マム(ドーナツ・コーヒー)
●タピオカベリーズ(クレープ)
●ザ・パンケーキルーム(パンケーキ)
●KYOTO TOWER SANDO バル(ドリンク)
●the ROOTS of all evil(ドリンクスタンド・スタンディングバー)
●フライドチキンとハイボール リンク(居酒屋)
1階は、
京都の和洋菓子、漬物、雑貨からコスメなどを扱う
約30店舗が出店します。
京都風で女性好みな逸品や
お土産品がずらりと並ぶ物販フロア
となっています。
注目は、
オーガニックグラノーラ専門店、
元ホテルパティシエが手がける菓子専門店。
京都らしさという意味では、
京都産野菜を使用した
手作りサンドウィッチのデリ専門店も、
ご当地の味わいを気軽に楽しめるお店ではないでしょうか?
コスメグッズが充実しているのも、
女性にとってはありがたいですよね。
四条河原町・三条御池界隈まで
足を延ばさずとも、
人気のコスメアイテムや、化粧筆などが
入手できるので、プチお土産にも重宝しそうです。
京都をモチーフにした
オリジナルデザインTシャツ店も
出店するので、品ぞろえの中身を
チェックしてみるのも楽しいかもしれません。
●マールブランシュ(洋菓子)
●辻利(飲食・物販)
●レ・フレール・ムトウ(洋菓子)
●Cocolo Kitchen KYOTO(グラノーラ)
●京都・本くず氷(アイスキャンディー)
●UCHU wagashi(和菓子)
●ダイズ サンドウィッチ(サンドウィッチ)
●スターバックスコーヒー(カフェ)
●大起水産 街のみなと(デリ)
●吉祥菓寮(和洋菓子店)
●菓樂(和洋菓子店)
●おたべ(八ッ橋販売)
●聖護院八ッ橋総本店(京名物八ッ橋販売)
●京ばあむ(和洋菓子の実演販売)
●都松庵(和洋菓子)
●七條甘春堂(和菓子)
●旅籠屋‘利兵衛’(和菓子)
●松富や壽 菜采堂(京都食材物販)
●京乃雪(化粧品)
●京のおしろい落とし(化粧品)
●京都しゃぼんや(無添加コスメの販売)
●加美屋(コスメ・雑貨)
●京都六角館さくら堂(化粧筆専門店)
●キテキテ(服飾雑貨)
●京あめ クロッシェ(飴)
●ぽっちり(がま口専門店:雑貨販売)
●井和井(お香・雑貨)
●京つけもの 本家こじま(漬物販売)
●おちゃのこさいさい(唐辛子)
●京洋菓子司 一善や(京洋菓子)
●薬 マツモトキヨシ(ドラッグストア)
2階は、京都の和の文化に触れることを
テーマにした「コト体験フロア」。
和・洋菓子づくり、
寿司の握り方講座、
数珠編み教室等のワークショップが体験できます。
フロアは約100坪で、5店舗が出店します。
●デザインポケット(食品サンプル制作体験)
●七條甘春堂 和菓子体験教室(和菓子作り)
●おたべ 手作り体験道場(生八つ橋作り)
●大起水産 寿司セミナー(寿司の握り方講座)
●あかね屋(伝統工芸体験)
「KYOTO TOWER SANDO(京都タワー サンド)」という
施設名称には、由来というか、
込められた熱い想いがあるようです。
「サンド」は、
サンドイッチではなく、
砂(sand)でもなく、
「参道(さんどう)」という言葉と
重ねてつけられた名前なんだとか。
●京都の駅と街を繋ぐ新たな「参道(さんどう)」となる場づくり
●「集う・憩う」「買う・探す」「学ぶ・遊ぶ」という三つの要素が楽しめる場であること
さらには、
●自宅でも職場でもない「あなたの“サードプレース”」
という想いが込められているそう。
そんな、
深い想いに支えられた、
京都の話題スポットで、自分好みの
ステキな発見と体験を通じた思い出作りに
いそしんでみてはいかがでしょうか?
最期までお読みいただき、ありがとうございました。
どうぞ他の記事もごゆるりとお楽しみ下さい。
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