大阪で水族館といえば、
海遊館を思い浮かべる方が
多いのではないでしょうか?

今回は、海遊館の見所のひとつ、
海月銀河(くらげぎんが)をテーマに、
以下のトピックでお届けします。

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海遊館の海月銀河(くらげぎんが)とは?

海遊館の海月銀河(くらげぎんが)は、
2018年3月17日オープンのクラゲ特設エリア。

海遊館クラゲ画像

透き通った美しさと
神秘的な動きで、
目を楽しませてくれるクラゲたちで
表現される世界は、
なんと、
暗黒の宇宙に
幾万と輝く星々の集まる
銀河」。

周囲の壁や
天井を黒一色に塗り上げ、
照明を極限まで落とし、
水槽の中を浮遊する
クラゲの魅力を最大限に引き出す
仕掛けがほどこされているようです。

クラゲ展示は癒しのエリア

海遊館のクラゲ展示には、
オープン前から
大きな期待が寄せられています。

その背景にあるのが、
クラゲの水槽がもつ
癒し空間としての美しさ、麗しさ。

まずは、
こちらの動画をご覧下さい。

実は、
クラゲの展示で有名なのは、
鶴岡市立加茂水族館。

世界一多い種類のクラゲを
展示する水族館として
ギネス認定されたのは、
2005年(平成17年)のこと。

その数、実に
常時30~40種の展示を誇り、
世界一のクラゲの水族館
として知られています。

加茂水族館は、
もともと、1930年(昭和5年)に
地元有志により設立された、
「山形県水族館」が前身。

クラゲ展示が本格化したのが、
1999年(平成11年)頃で、
その後、飼育数、展示数を増やして
「クラネタリウム」と呼ばれる
専用展示室化を設置した
経緯があります。

クラゲ展示室
「クラネタリウム Kuranetarium」
は、まさに癒し空間。

無数のクラゲが漂い、
泳ぐ空間は、
心のもやもやをとりはらい、
無心に戻れる瞬間を
観るものに与えてくれます。

海遊館のクラゲ展示の工夫とは?

海遊館は、いきものに触れる
ことをテーマにした
エキスポシティ内の施設
ニフレル」においても、
海外事例を含めた、斬新な展示モデルを
とり入れて話題を呼びました。

クラゲ銀河の展示においても、
「鶴岡市立加茂水族館」の
展示手法を参考にしながら
独自の魅せ方を研究し、
訪れる人の目を楽しませる展示方法を
実現してくれるのではないかと
期待が寄せられています。

海遊館では、開業以来、
同水族館のシンボルともいえる
ジンベエザメが泳ぐ大水槽をはじめ、
14もの水槽によって、
環太平洋のに棲む
生き物たちが再現されてきました。

新体感エリアがオープンして
話題を呼んだのは、2013年のこと。

海月銀河は、
実に5年ぶりに新設された
海遊館の目玉エリアとなります。

海遊館のクラゲ画像や種類は?

海遊館では、
多彩な種類のクラゲに出会えます。

多彩な海月(くらげ)たちの
画像を少しみてみましょう。

ミズクラゲ

海遊館ミズクラゲ画像
日本沿岸でもっともよく見かける種類で、
定番クラゲのひとつ。
ヨツメクラゲという異名も持っています。

ビゼンクラゲ

海遊館クラゲ種類画像ビゼン
夏の期間限定展示で登場したビゼンクラゲ。
昨年の夏は、
九州有明海から採取されたそう。

マッシュルームのような、
丸くて白い傘をたずさえて
迫力のある泳ぎを見せてくれます。

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エビクラゲ

海遊館クラゲ種類

下から見た口腕の形状が特徴的で、
太くて、イボイボしています。
この口腕の間に、よくエビが
くっついていることが、
名前の由来なんだとか。

ウリクラゲ

海遊館ウリクラゲ画像

ウリクラゲは、
他のクシクラゲを捕食するそう。

カブトクラゲを
プラスチック管の中に入れて近づけると、
ウリクラゲが飛びついてきて、
お食事開始。

クラゲの世界も、
なかなか生存競争が厳しいようです。

定番クラゲや季節限定クラゲも?

ちなみに、
クラゲの飼育管理は難しく、
クラゲの担当チームの方は、
季節に応じたクラゲ採集の予定をたてて、
その時々に応じたクラゲの姿を展示すべく
奔走されているのだとか。

つまり、
海遊館の海月銀河では、
いつ行っても、同じクラゲということはなく、
季節やタイミングによって
展示の種類や魅せ方も変化します。

バックヤードツアーにも期待を

ちなみに、
鶴岡市立加茂水族館では、
直径5メートルの水槽を浮遊するクラゲと、
美しい照明との
コラボレーションを行ったり、
バックヤードツアーも行われています。

海遊館においても、
クラゲの魅力を
多角的に楽しめる展示と
各種プログラムが期待されます。

クラゲの寿命は案外短く、
例えば、
ミズクラゲの場合は1年程度なのだとか。

クラゲの美しさは、
有限のいのちの輝きに似たはかなさも
秘めているのかもしれません。

美しい姿をぜひおさめたいと、
スマホをかざすも、
クラゲの中には、あまりにも透き通っていたり、
キラキラしていたり、
小さかったりで、
なかなかその質感が
写真で表現できないことも・・・。

そんなときには、
ぜひじかに目に焼き付けて、
肉眼レベルでこそ確認できる
クラゲの幻想的な姿を堪能してみては
いかがでしょうか?

最期までお読みいただき、
ありがとうございました。

どうぞ他の記事も
ごゆるりとお楽しみ下さい。

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